知らないと損！社会人こそ図書館へ行け！無料で年収を上げる勉強・仕事活用術

館内での食事は原則として禁止されています。ただし、多くの図書館では、蓋がしっかりと閉まるペットボトルや水筒などでの水分補給は、指定されたエリア（休憩コーナーやラウンジなど）で許可されています。最近では、飲食専用のカフェスペースを併設している図書館も増えています。

多くの図書館でノートパソコンや電卓の持ち込み、使用が可能です。ただし、周囲への配慮から、タイピング音やクリック音が響きにくい「PC利用可能席」や「サイレントルーム」など、利用できるエリアが指定されていることがほとんどです。

電源コンセントが設置されている閲覧席であれば、自由に充電が可能です。ただし、席の数は限られているため、譲り合って利用することが求められます。コンセントがない図書館や、あっても数が非常に少ない場合もあるため、モバイルバッテリーを持参すると安心です。

一般的に、予約した本が準備できたという連絡があってから1週間から10日間が取り置き期間となります。この期間を過ぎると予約は自動的にキャンセルされ、次の予約者に権利が移ってしまうため注意が必要です。

多くの自治体では、広域利用の協定を結んでいます。例えば、ある市に住んでいれば、その市が協定を結んでいる近隣の複数の市の図書館でも利用者カードを作成し、本を借りることができます。また、都道府県立図書館は、その都道府県内に在住・在勤・在学していれば誰でも利用可能です。

図書館が提供する公衆無線LAN（フリーWi-Fi）は、暗号化されていない場合が多く、通信内容を第三者に傍受されるリスクがゼロではありません。個人情報やパスワードの入力、クレジットカード決済、会社の機密情報を含むデータの送受信など、重要な通信を行うのは避けるべきです。