資格試験の「CBT方式」とは?ペーパー試験との違いを完全攻略!メリット・デメリットから合格対策まで徹底解説
2025
8/25
CBT(Computer Based Testing)方式とは、紙の問題用紙と解答用紙の代わりに、コンピュータを使用して解答する試験形式のことです。従来のペーパーテストとは異なり、受験日時の柔軟性が高く、全国のテストセンターで受験できるのが大きな特徴です。メリットとしては、受験機会の多さや迅速な結果発表が挙げられますが、PC操作への慣れが必要というデメリットも存在します。合格のためには、模擬試験ツールで操作に習熟し、デジタルでの学習に慣れておくなどの特化した対策が不可欠です。
簡単まる分かりガイド!
CBT方式インフォグラフィック
資格試験のCBT方式とは?
PCを使って受験する新しい試験スタイル。ペーパーテストとの違いを知って、しっかり対策しよう!
CBT方式 vs ペーパーテスト
CBT方式
試験日時: 期間内ならいつでも選べる
試験会場: 全国のテストセンターから選択
解答方法: マウス・キーボードで操作
結果発表: 試験終了後すぐの場合も
ペーパーテスト
試験日時: 年に1〜数回、指定日のみ
試験会場: 大学など指定された大規模会場
解答方法: 鉛筆やペンで紙に記入
結果発表: 1〜2ヶ月後が一般的
メリット
圧倒的な利便性
再挑戦しやすい
集中しやすい受験環境
解答の修正が簡単
すぐに結果がわかる
デメリット
PC操作への慣れが必要
メモのスペースが限られる
問題の全体像が把握しにくい
眼精疲労の可能性
過去問題が手に入りにくい
合格への一番の近道
CBT模擬試験・体験ツールを徹底活用して、 本番の操作に慣れておくことが合格の鍵!
よくある質問(FAQ)
パソコンの操作が本当に苦手なのですが、大丈夫でしょうか?
試験で求められるのは、マウスのクリックやドラッグ、キーボードでの基本的な文字入力といった簡単な操作のみです。事前に公式サイトなどで提供されている無料の体験版を何度か試してみて、操作に慣れておけば、ほとんどの場合問題なく受験できます。過度に心配する必要はありません。
試験中にパソコンがフリーズしたり、トラブルが起きたらどうなりますか?
万が一、機材トラブルが発生した場合は、すぐに静かに手を挙げて試験官に知らせてください。試験官が対応し、必要であれば席の移動などの措置が取られます。トラブルで中断された時間は、試験時間に加算されるなど、受験者が不利益を被らないように配慮されますのでご安心ください。
メモは本当に取れますか?何が貸与されますか?
はい、ほとんどの試験でメモを取ることは可能です。ただし、持ち込んだ筆記用具やノートは使えず、会場で貸与されるものに限られます。一般的には、A4サイズのラミネートされたシートと専用マーカー(ホワイトボード形式)、またはA4のコピー用紙数枚とボールペンなどが貸与されます。詳細は試験の公式サイトで確認してください。
電卓は使えますか?
試験によります。簿記など計算が必要な試験では、持ち込みが許可されている場合があります。また、PCの画面上に表示される電卓機能(スクリーン電卓)を使用する形式の試験もあります。持ち込みが許可されている電卓の機種に規定がある場合も多いので、必ず受験要項を確認してください。
試験問題を持ち帰ったり、内容を口外したりしても良いですか?
いいえ、絶対にできません。CBT方式の試験では、受験者は試験問題に関する守秘義務契約に同意することが求められます。試験問題をメモして持ち帰ったり、SNSなどで内容を公開したりする行為は、重大な不正行為とみなされ、合格の取り消しや今後の受験資格停止などの厳しい処分が科される可能性があります。
試験当日の服装に決まりはありますか?
特に服装の規定はありませんが、リラックスして集中できる服装をお勧めします。テストセンター内の空調は場所によって温度差がある可能性があるため、カーディガンなど脱ぎ着しやすい上着を一枚持っていくと体温調節ができて便利です。
本人確認書類はどのようなものが必要ですか?
試験によって規定が異なりますが、一般的には「運転免許証」「パスポート」「マイナンバーカード」「住民基本台帳カード」など、公的機関が発行した顔写真付きの身分証明書の原本が求められます。学生証や社員証、コピーや有効期限切れのものは認められない場合が多いので、事前に公式サイトで有効な本人確認書類のリストを必ず確認してください。
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この記事を書いた人
派遣会社社員として20年の経験を持ち、数多くの転職・キャリア支援を担当。派遣エージェントとして全国の拠点を回り、地域ごとの特色や企業のニーズを熟知。求職者一人ひとりに寄り添い、最適なキャリアの選択をサポートする転職スペシャリスト。